marco

marcoの再定義

2016年でブランドも5年目となり、培われていった工場との信頼関係や連携によって、できることが少しずつ増えていきました。
そこで、待望されていたmarcoというモデルの復活を試みまし。blueoverらしい本格的な革靴の姿として再構築し、作り直すことを始めました。

再構築

靴の形を決める木型は、グッドイヤーウェルトの本格的な革靴モデル「cairon」と同じものを使用。丸い印象が強い爪先は少し長く取られて、ビジネスにも使いやすいドレスシューズの雰囲気。オンオフを選ばない形にしました。

完成度

marcoを再構築するにあたり、サンプルの作成を幾度も行っています。すらっとしたノーズから履き口に至るシルエット。後述するソールの特性など、信頼関係を築いてきた工場からの提案により多くのことが実現していきました。また、短靴をベースにショートブーツも作成。どちらにもEVAソールを使用し、革靴としては驚くほど軽量で、履き心地も軽やかに。

marcoの作り

marcoの姿には、小さなこだわりの積み重ねが隠れています。
靴は2層に分かれる構造をしています。靴の上部を「アッパー」下部を「ソール」と呼びます。通常のスニーカーはその二つを接着剤でくっつけますが、marcoは「マッケイ縫い」という、革靴に用いられる製法によって、その二つを縫い付けています。
アッパーとソールを縫い繋ぐ役目をする底部分は、通常フラットな形をしていることが多いのですが、marcoに使う底は、すり鉢状になっておりアッパーを軽く包み込むような構造をしています。
接着ではない、縫いつなぐことで包まれたアッパーとソールの間には、少しの空間が生まれてシャープな縁の表情が出ます。
貼り付けられるEVAソールも、加工によりゆるく外側をラウンド加工。アッパーを縫いつなぐ底とともに、2重のゆるやかなラウンドをもち、marcoらしいといえる独自の姿をしています。

marcoの合わせ方