ミリタリー Type1940
1940年代のイギリス軍通称「ダーティダース」とドイツ空軍の「Bウオッチ」を再現したモデルです。当時のミリタリーデザインを忠実に再現しつつ、シーガル社のスモールセコンド付き手巻きムーブメントを採用して、デザインの完成度を一層高めています。
ダーティダースの再現(ブラック)
1944年にイギリス軍向けに開発された通称「ダーティダース」を再現したものです。イギリス軍はこのモデルを複数のスイス時計メーカー(オメガ、IWC、ロンジン、ジャガー・ルクルトなど)に製造を依頼しました。その結果、複数のメーカーによるデザインがほぼ同じであったため、囚人12人の傭兵を描いた映画『The Dirty Dozen(邦題:特攻大作戦)』の通称が付けられました。スモールセコンドを6時位置に配置したシーガル社のムーブメントを採用し、当時のデザインをより忠実に再現しています。
Bウオッチの再現(グリーン)
ドイツ空軍の爆撃機ナビゲーター用に開発された通称「Bウオッチ」を基にしています。このモデルは、秒表示が大きくデザインされており、スモーキーグリーンのサンレイ仕上げ文字盤が特徴です。これにより、当時の実用的なデザインにモダンな雰囲気を加えています。
シーガル社について
シーガル社は1955年に中国・天津市で創業した機械式ムーブメントの専業メーカーです。多くのヨーロッパブランドに採用されるほか、トゥールビヨンやヴィーナス社のCal.175をベースにしたムーブメントの製造でも知られています。
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ドーム型プラスチック風防で古典的な雰囲気を強調
軍用らしさを強めるステップベゼル
2段階処理で数字を立体的にハッキリと
段差を設けて立体的に仕上げる
グリーンのグラデーションで少しモダンに
BRAND
OUTLINE
20年以上にわたり時計専門誌に携わり、商社とのコラボレーションやANA(全日本空輸)の別注モデルの監修を手がけた編集長、菊地吉正氏が設立した時計ブランド。機械式腕時計の黄金期である1940~60年代の雰囲気を大切にしつつ、日常使いに適したアンティークテイストの時計を提供しています。安っぽさを感じさせず、ファッション的にも魅力的な時計を、小ロットで展開。
菊地吉正
時計専門誌『パワーウオッチ』をはじめ、『ロービート』『タイムギア』などの雑誌を創刊。発行人兼総編集長として、年間20冊以上を刊行。さらに、業界初の時計専門クラウドファンディングサイト「WATCH MAKERS」を開設し、自身の時計ブランド〈OUTLINE〉も立ち上げるなど、時計関連事業を幅広く展開。2019年から「菊地吉正のロレックス通信」をYAHOO!ニュースで毎週日曜に連載中。