【イベント】NGSM × blueover 受注会

10月14日（土）と15日（日）の2日間、我々がぜひ皆様に紹介したかった革靴ブランド「NGSM PRODUCTS」の受注会がついに関西で初めて開催されます。

NGSM PRODUCTSとは？
2022年の1月に立ち上がったオーダーシューズブランド。特徴的なオブリークラストで靴好きの界隈でも話題になっている注目のブランド。
instagram ＠ngsm_products

受注会のきっかけはblueoverデザイナーがこのブランドを知り自らオーダー、その完成度と大胆な設計思想に惹かれたことから、今回の受注会となりました。

NGSM PRODUCTS モデルについて

デザイン

ビルケンシュトックを彷彿とさせる特徴的なオブリークラストでありながら、きめ細やかなレザーとステッチワーク、そしてグッドイヤーウェルテッドのレザーソール仕上げ。本格的な革靴仕様でありながら、コンフォートな履き心地を思わせる設計は他の革靴ブランドには見ない佇まい。

 

 

現在展開しているモデルは革靴として定番の外羽根プレーントゥのブラックのみ。ディティールはミリタリーのサービスシューズを彷彿とさせる無骨さも持ち合わせています。

スペック

このようなラストの場合、スペック的にはソフトレザーや柔らかいクッションのソールの靴が多いと思いますが、このブランドは本格的なハイエンドな革靴のスペックを備えています。ただしラスト形状の良さを損なわないように細かなところで調整されているのもポイント。

 

アッパーに使われているレザーはアノネイのカーフ、ライニングには牛ライニングを採用。

足回りはグッドイヤーウェルテッド製法のスペードソール仕様（ハーフミッドソール）、程よいボリュームを持たせながらもかえりが良い仕様としています。ラバーソールはラストの設計上サイズが合わないとのことですが、もしラバーの要望があれば受注会時にご相談ください。

そしてやはりシルエットがこのブランドの最大の特徴。革靴としては様式的に好みは分かれるかもしれませんが、数ある革靴の中でここまで本格的な仕様でありながら、このようなオブリークラストを使って作り上げたというのは大胆な設計と思わざるえません。

捨て寸はなく、ラストの足長に対してジャストなサイズ感。

フィッティングは会期中サイズサンプルをご用意しておりますので当日確認いただけます。

細かい点ですが、使われているシューレースも特徴的。蝋がたっぷり入った紐は結んでもほどけにくく、個人的にはいい紐だなぁと感じました。

 

フィッティング

足入れは想像の通り、リラックスできる履き心地。革靴特有の圧迫感がなく普段履きでも気軽に履ける良さがあります。それでいて品もあるのでビジネスにも問題なく着用可能。

数多くの革靴をお持ちの方でもここまでの切り口の靴はコレクションにはないと思います。非常に面白い設計の一足だと改めて思いました。

 

NGSMの靴は、ビジネスで日常的にリラックスして革靴を楽しみたい方、革靴は好きだけど、どうしてもタイトで足が痛くなってしまうといった悩みを抱えている方にオススメしたい一足となっています。

そして関西（大阪）では初の受注会。この機会にぜひ一度フィッティングしていただきたいと思います。

 

受注会限定blueoverスペシャルモデル

今回の受注会では定番モデルのpholusをベースにしたスペシャルオーダーも受注。マテリアル、仕立て、足回りをNGSMへ依頼。格式あるワンランク上のpholusをご用意。

アッパーデザインは変更せずに、素材をアノネイ、ソールもNGSMと同様にまとめ上げた。

そして今回のpholusはラストを若干調整を行っており、シルエットを崩さす、従来のラストに比べよりマイキーの履き心地に合わせています。履き味もお試しいただければと思います。

モデル比較

左：NGSM PRODUCTS 右：blueover